【岡山県/エコファームMITANI】1周間の限定で出る白桃は、その名も「白皇(はくおう)」。まだまだ暑い夏に贈る、今年最後の倉敷産の白桃です。

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販売予定: 8月12日から約1週間程度。なくなり次第終了です。特別栽培白皇(はくおう)。
品種の特徴: 食感は清水白桃に比べると繊維質が多く少し硬く感じますが、甘さでは引けを取らないような桃です。

※本商品は予約注文になります。商品の着日指定はできません。



水に沈む理由は、特別栽培で育つ細胞の密度。
白桃本来の、甘い香りととろける果肉を解き放つ。

 瀬戸内の温暖な気候の下、全国屈指の桃の産地として知られる岡山県。ほんのり紅がかった白い果皮が特徴の「白桃」が有名で、その最高峰に位置するのが高貴な「清水白桃」だ。倉敷市で最も作付けが多い品種で、国内第1位の生産量を誇る。均整のとれた姿形と甘い香りのとろけるような果肉は多くの人の心を捉え、その名をとどろかせている。
 高温多湿の亜熱帯気候の日本では病虫害の被害を受けやすく、一般に栽培される桃には収穫までに20回以上の農薬が散布されるのが通常だ。低農薬にすることすら難しい。
 倉敷市玉島で、日川白鳳、加納岩白桃、白鳳、清水白桃、黄金桃、恵白桃の6品種を栽培しているエコファームMITANIの三谷幸子さんは、有機・特別栽培で桃を育てることにチャレンジして23年。手間を惜しまず愛情を降り注ぎ、平成19年に桃の有機JAS事業者に認定された。全滅する恐れと毎年戦いながら、「加納岩白桃、白鳳、清水白桃」の3品種を有機で栽培し続けている。
 「有機JAS認証の桃だからっておいしいとは限らない」と生産者の三谷英明さんはいう。桃は収穫前に雨が多く降ると水分を吸ってしまい、実は水っぽくなり、売り物にならなくなるのは有機栽培も慣行栽培も同じこと。2019年も、収穫時期を迎えそろそろ収穫をという矢先の大雨。有機JASの加納岩白桃はほぼ全滅した。また、高温多湿の亜熱帯気候の日本では病虫害の被害を受けやすく、一般的には収穫までに20回以上の農薬が散布される。防除の季節になると朝早くから噴霧器で撒く農薬には「ネオニコチノイド(欧州などでは使用禁止)」という殺虫成分が使われている。地域の環境や生態系を考え、有機・特別栽培の桃を地域の産業にと考える三谷夫妻は、薬をたくさん使わなくてすむ農業をしたいという、自分と同じような感覚の仲間が増えてほしいと願っている。
※全ての桃が水に沈むわけではありません。


商品の特徴

◎ 希少な特別栽培の白桃
◎ 水に沈むほど、密度が濃い(すべてが沈むわけではありません)
◎ 誰もが難しいという桃の有機栽培を続けることで、技術を積み重ねている
◎ 有機の桃の地域資源化を行い、次世代につなげる活動を行う


【配送と保管について】桃はとてもデリケートな果物です。温度変化で味が変わるため、常温でお届けいたします(北海道、東北、沖縄などの遠距離はクール便対応)。届きましたらまずダンボールの蓋を開けてください(ダンボールの蓋を締めたままだと、通気が悪いため痛みます)。そして室内の涼しいところで保管してください。いい香りがしてきたら食べごろ。食べる1時間くらい前に冷蔵庫で冷やすと、さらにおいしくお召し上がりいただけます。尚、クール便で届いた場合はすぐに冷蔵庫で保存をお願いします。



商品名 清水白桃(特別栽培)
農薬 減農薬(特別栽培)
肥料 無化学肥料
認証 特別栽培
販売 7月中旬〜7月末
消費目安 到着後約5日間
生産者 エコファームMITANI
代表者 三谷幸子
所在地 岡山県倉敷市玉島


Farm Letter(2018年度Good Design賞受賞) vol.013 エコファームMITANI


有機栽培の桃という険しい高みへ

 夏の収穫のときだけ一カ月ほど休みをとって両親の農作業を手伝っていたのですが、私が27歳のときに父が脳梗塞になり、一生懸命育てていた桃の木を切ろうかということになりました。それは忍びなくて、私に桃農家が務まるかわかりませんでしたが、始めたら意外に性に合っていたようです。
 当時は当然、慣行栽培で除草剤をまき、父は1週間に1回ほど防除をしていたと思います。18キロぐらいのタンクを背負って一圃場で4〜5回、除草剤をまくと、若くても腰や背中が痛くて、4反歩もするのが苦痛でなりませんでした。普及所の指導員の先生から草生栽培をやってみないかと声をかけられたときに、草刈りも大変そうだと思いながらも、草生栽培を選びました。その後、化学薬品は使用せず、JASで使用が認められた一部の資材のみで栽培に取り組みましたが、その年は虫が来るし菌が来るし苦情は来るし、ひどかったですね。収穫もゼロでした。最初の年が最悪なだけで次第にどうにかなると思い、いまに至っています。
 有機栽培の圃場は2カ所ですが、全滅して収穫できないこともあります。有機だけでは食べていけないので、全圃場約2ヘクタールのうち、30アールを有機にして、特別栽培の桃も育てています。

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