【大分県/ドリームファーマーズJAPAN】自社栽培のぶどうで作る、無添加国産ドライフルーツ。



一年を通じてぶどうを楽しんでもらいたいという思いが、
クオリティーの高いドライフルーツを誕生させた。


 6次産業。それは農業や水産業などの第1次産業の生産者が食品加工(2次産業)・流通と販売(3次産業)と、多角的に展開することを6次産業化(1✕2✕3=6)と呼ぶ。6番目という意味ではない。
 国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する世界農業遺産に2013年に認定された大分県宇佐地域。西日本有数のぶどうの産地として知られる安心院町で、若手ぶどう農家が地域の農業振興のため、2012年に六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画の認定を受け、株式会社ドリームファーマーズを立ち上げた。
 その主力商品がドライフルーツ。自社で生産するぶどうの他、原料を地元の農産物を原料にこだわり、酸化防止剤や保存料などの添加物は一切使用せず、素材を活かして生産・加工している。
 料理やスィーツ、そしてお酒のおつまみにと、さまざまなシーンで活躍するドライフルーツ。バリエーション豊かで見た目にも楽しく、贈り物としても最適です。

→ ドリームファーマーズJAPAN公式サイトはこちら / Official site

ドリームファーマーズJAPANのドライフルーツの特徴

◉ ぶどう農家が作る、原料にこだわった国産ドライフーズ
◉ 食品添加物も甘味料も使っていないので、素材の味が生きている
◉ 贈り物として、非常食として重宝されている
◉ バリエーション豊かでいろんな味が楽しめる

<セット内容>
シャインマスカット(35g) ・種なしピオーネ(35g) ・種入り巨峰(35g) ・BKシードレス(35g)・いろいろミックス(35g) ・濃縮蕃茄(15g) ・濃縮南高(25g) ・濃縮蜜柑(20g)


干しぶどうは99%が輸入品。国産ドライフルーツの普及はぶどう農家としてのミッション。
農業のイノベーションを掲げるドリームファーマーズJAPANの活動は全国に波及を初めている。


農業を魅力ある産業に育てたい

 ドリームファーマーズJAPANの安部 元昭さんと共同代表を務める宮田宗武さんは、「九州が安定して日本の食を支える存在になっていくために、まず、自分たちが1次産業にしっかり取り組み、ドリームファーマーズJAPANと地元の農家が連携して商品を生み出すことで、地域を盛り上げたい。僕らのように強烈な個性を持つ同じぶどう農家の2人が、共同で事業をやっていることは全国でも珍しい例だと思う。僕らのような存在を面白いと共感してくれる若い農家さんに、僕らが持っているノウハウを引き継いで、地域に還元してもらいたい。 僕たちは目指すべきベクトルが揃ったときは倍以上の速さで前進します。 全国の皆さんに安心院に会いに来てほしいし、僕らもたくさんの方と出会い、勉強したい。」と語る。ドリームファーマーズJAPANは、若い農家に、さまざまな地域に、安心院という地元に、日本に夢を与えようと日々努力を重ねている。



こだわり抜いた国産ドライドライフーズ

 ドリームファーマーズJAPANの代表者の宮田さん、安部さんは個々に大分県宇佐市でぶどう農園を営む経営者だ。そのこだわりがドライフルーツ・ドライフーズにあらわれている。まずは原料。当然ながらぶどうは彼らが育てた自信を持って提供できるぶどうだ。みかんや梅、トマトなどは彼らのネットワークで信頼できる生産者のものを使用している。そして加工には食品添加物や甘味料などをいっさい使っていない。だから、ぶどうの品種ごとの甘味、作物本来の味を楽しめる。
 そしてそれぞれの商品に同封される商品カルテ(左写真上)には品種について、味について、品種が地域に及ぼす期待、味を楽しむ食べ方、料理との相性など、細やかに記載されている。読んでいるだけでほっこりさせ、商品を楽しんでもらいたいとの気持ち伝わってくる。魅力ある6次産業化の商品の特徴は、原料、加工、流通だけではなく、生産者ならではの情報が伝わってくることだ。
 ぶどうのドライフルーツだけではなく、様々なドライフーズも手掛けている。南高梅をドライにした濃縮南高やトマトを乾燥させた濃縮蕃茄、濃縮蜜柑は杵築と宇佐の県内2軒の農家が栽培する温州みかんを房ごとドライにしたもので、2015年からニューヨークへ輸出もしている。輸出事業は苦労も多いが、次の世代に引き継ぐためにノウハウを積み上げることに意義があると宮田さんは話す。


「農」をベースに地域を守り、連携を深めて活性化

 現在ドリームファーマーズJAPANの活動は多岐にわたる。2015年、事務所の隣に「プラスSHOP」というカフェ&バーをオープン。ブドウのソフトクリームや100%ブドウジュースを提供している。その近くには、人が集まる秘密基地のような場所を作りたいという想いから生まれた「農村ベース」と呼ばれるイベント会場がある。地元宇佐市の婚活事業や社員研修から始まった「農縁サミット」、地元や近県の食に関わる人々が交流する「食農コンソーシアム」、BBQ大会など、さまざまなイベントで農村ベースに人を集めては地域との連携を深め、地元のPRにも努めている。生産物や商品を市場やお客さまに届けるだけではなく、さまざまな方に農村に来てもらうこと。ファンになってもらうこと。ドリームファーマーズJAPANの活動コンセプトはヒト・モノ・コト・バショ。その4要素を共有し、実感して価値を感じてもらうことが、彼らの目指すサービスなのだ。
さらに昨今は「農泊」にもチカラを注いでいる。農泊とは農村の民家に泊まり、家族同様の時間を過ごしながら農村の生活そのものを体験することだ。「一回泊まれば遠い親戚、十回泊まれば本当の親戚」をキャッチフレーズに第二のふるさとづくりとして、全国に農泊の文化を定着させたいと奮闘している。



商品名 ドライフフードセット、ドライフード各種
原料 すべて国産
原料の栽培 
安全性に配慮した栽培
食品添加物等
不使用
販売 通年
保存方法  常温保存
代表者  宮田宗武 / 安部元昭
住 所  大分県宇佐市安心院町下毛1090