【山形県/さとう農園】「寿司天ぷら芋煮」を世界共通語に。そして始まった「いも煮ジャパン」。先ずはそのおいしさを体感ください!
「山形のソールフードを、世界へ」をスローガンに掲げる創業100年の里芋や。
閃きと縁と実行力で山形の里芋と芋煮の魅力を発信。
1世帯当たりの里芋の年間支出金額が日本で第1位の山形県。全国平均の約2.6倍ほどで、年間を通して里芋の需要が多いが、生産量は意外にも全国21位だ( 2021年) 。
創業以来100年、山形県山形市で里芋を取り扱ってきたさとう農園4代目の佐藤卓弥さんは、農薬・化学肥料・除草剤を一切使わず、大切に自社栽培された貴重な里芋で、地域を支え、元気づけている。毎年山形市で開かれている「日本一の芋煮会フェスティバル」で使用する里芋を栽培、洗い加工して提供し、実行委員長として大会の運営を務めた実績を持つ。
2023年にはキッチンカーという新たな武器を手にして東京のキッチンカーグルメ選手権に参戦、見事グランプリに輝き、百台の頂点へ。テレビの人気番組でも取り上げられ、山形の芋煮とさとう農園の名を全国に轟かせた。
里芋畑をうずまき状にしたり、ナスカの地上絵やインドの神様を畑に再現したり、収穫した里芋を引っさげてペルーやインドで芋煮を振る舞ったり、既成概念に囚われることのない、佐藤さん夫妻の自由奔放な挑戦は続く。
山形名物芋煮セット
1・2〜3人前セット ¥4,400
洗い里芋500g、山形牛200g、芋煮こんにゃく300g、ねぎ1本、特製芋煮のたれ100ml
2・4〜5人前セット ¥6,500
洗い里芋500g×2、山形牛350g、芋煮こんにゃく400g、ねぎ2本、特製芋煮のたれ160ml
原材料 | 山形牛、里芋、こんにゃく、ねぎ |
調味料 | 地酒入り「さといもや特製 芋煮のたれ」 |
販売 | 通年(里芋の産地は変わります) |
消費期限 | 発送日含め4日 |
製造 | さといもや さとう農園株式会社 |
代表者 | 代表取締役 佐藤卓弥 |
住所 | 山形県山形市下柳157-1 |
「寿司天ぷら芋煮」を世界共通語に
うずまき畑で子孫繁栄
九州、四国、関東、東北と産地リレーをしながら1年を通して里芋を仕入れています。洗い加工して販売するのが家業だったので、里芋を作ったことはありませんでした。「無農薬の里芋が欲しい」という1本の電話をお客様からいただいたことを機に、農業がスタートしました。
企業の農業参入は困ると、不便で土質が悪い小さな畑しか借りられません。藪で車が入れないような西蔵王の山奥で30アールの耕作放棄地を畑にして、たくさん失敗を重ねながら、農薬も化学肥料も除草剤も使わず、2年前からは肥料も使わない自然農法で里芋を育てています。
里芋は親芋ができて子芋、孫芋、ひ孫芋と続いていくため、子孫繁栄の象徴といわれます。渦巻状に畝を作った西蔵王の里芋畑で定植&収穫祭を始めたところ、参加してくれた友だちに赤ちゃんができたんです。子どもを半分諦めていた友だちで、里芋畑に里芋を植えたら子宝に恵まれたという話が評判になりました。
自然に触れてストレスを抜き、穏やかな心で里芋を育てたおかげか、その後も何人か続き、うちにも子どもができたから面白いですよね。
里芋畑にナスカの地上絵出現!?
農業を始めて14年になりますが、2017年に90アールという広い畑を管理できることになりました。この感謝の気持ちを表現して世界に発信したいと閃いたのが、里芋畑の地上絵の発端です。
山形大学で研究している世界遺産のナスカの地上絵を原寸大で再現したら話題を呼び、ペルーの「山形県人会設立100周年」の記念式典で、この畑で収穫した里芋を使って芋煮を振る舞うという不思議なご縁をいただきました。
山形のソウルフードの芋煮を世界中の人に知ってほしいと始めた事業が初年度に実現したんです。まるでモーゼの十戒のように、困難や問題点が自然にクリアされて道が開ける、そういう体験をさせてもらいました。
ペルーに芋煮が届くようにと先人の方々に操られていたのかもという思いが強くなり、地上絵で世界に発信し続けようと思うきっかけの年になりました。
2020年の里芋畑の地上絵、アンデスの守り神「トゥミ」をご覧ください。
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