よしむら農園
代表者:吉村義彦
住 所:福井県三方上中郡若狭町
【商品】
有機米コシヒカリ(白米・玄米)
有機米あきさかり(白米・玄米)
お試しセット(白米・黒米)
農薬 | 無農薬 |
肥料 | 無肥料 |
認証 | 有機JAS認証、自然農法認証(自然栽培) |
販売 | 通年 、新米は10月中旬以降 |
消費目安 | 玄米:1年、白米:2ヶ月 |
お勧めする理由
- 山、川、田んぼ。ふるさとの環境を考えた農業実践
- 全圃場有機JAS認証での安心安全な作物作り
- 地域の子どもや高齢者に対しての食育活動を行う
環境に優しい農業を夫婦で実践
お勧めレシピ 料理研究家 林幸子(アトリエ・グー主宰)
鯛めし
鯛とお米のアンサンブルが口の中で広がる、極上の混ぜご飯。身の締まった鯛と存在感のあるお米が、いい仕事をしてくれます。蒸らして、蓋を開けたときの湯気と、みんなの笑顔が嬉しい一品です。
【材料(2人分)】
米:1合/鯛切り身:3切れ(約250g)/青ねぎ:1本/おぼろ昆布:少々
A= 水:1カップ/うすくちしょうゆ:小さじ1/酒:大さじ2/塩:小さじ1/2
① 米はとぎ洗いし、ざるにあげて水を切る。鯛は骨をそぎ落とし、一口大に切る
② Aを煮立てて鯛と鯛の骨を入れる。1〜2分したら火を止めて冷水にあてて冷まし、骨を取り出して身と汁に分ける。
③ ②の煮汁と米を合わせて土鍋に入れ、蓋をして中火にかける。沸騰したら鯛の身を並べ入れて蓋をし、10分弱火で炊き、火を止めて蒸らす。
④ 青ねぎの小口切りを水洗いして水気を絞り、ちぎったおぼろ昆布と共に③に散らす。
豊かな大地と清らかな水に恵まれた福井県は、古来より「越山若水」と呼ばれる食の宝庫。生き物を育む農法など、栽培方法に特色がある福井米は高い品質に定評がある。
その福井県のなかでも、若狭湾国定公園にあり、ラムサール条約に登録された「三方五湖」、全国名水百選「瓜割の滝」など、三十三間山をはじめとする山々を源とする豊富な水を誇る若狭町の相田集落に、よしむら農園はある。
吉村義彦さんは安心安全な食べ物を作りたいという願いから有機農業を始め、全圃場4ヘクタールでコシヒカリ、あきさかり、ミルキークイーンなど、有機JASの米栽培を実現。古代米や福井梅、野菜の栽培も手がけている。
福井県では今年、「いちほまれ」という新しい品種の米を作ることになり、よしむら農園は有機での試験栽培の認定を受けた。「日本一おいしいお米を全国の皆様にお届けします」と宣誓した掲示板を田んぼの前に掲げ、「全米史上最高ブランド」のいちほまれを、収穫に向けて大切に育んでいる。
美しい自然の循環と共生を願って
いきものいっぱいの田んぼの中で
子どもがはしゃぐ田舎のながめ
ぐるりとつながる自然といっしょに
人も、お米も、育っています。
若狭の空気も一緒に食べよう!
これがよしむら農園のコンセプトで、私の名刺にも印刷しています。田んぼの向こうに山や川が広がり、JR小浜線の1両電車が1時間に1本ほど通るのどかな田園風景はどこか懐かしく、自然を大切に農業を営めることに感謝しています。
国土の約7割を森林が占め、世界でも有数の緑豊かな日本。その環境に農村は貢献しています。水や空気を浄化する田んぼはダムの役割を果たし、多くの生き物の命を育みます。農薬や化学肥料、除草剤を使わなければ、川や海の生物も守られます。
合鴨農法や有機JAS栽培では、微生物やミミズ、ドジョウ、カエル、鳥など、たくさんの生き物が田んぼに集まり、自然の食物連鎖が行われます。ホタルが住めるこの集落の特性を利用し、多様な生き物や植物が循環と共生のなかで支え合えるような農業をすることに誇りを持っています。
有機農業はレベルが高いと思われがちですが、最もやりやすい農業ではないかと思います。一番大切なのは太陽です。太陽エネルギーと水と炭酸ガスがあれば、お米はできます。稲と相性の合う生き物の組み合わせを実現できれば、光合成という神秘的な働きを受け、稲がそれに応えてくれます。
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