







土と太陽と海風が育む新鮮な有機JASレモン
箱根連山につながる山地、丹沢山塊から続く丘陵地帯、市を南北に流れる酒匂川流域の足柄平野で形成される神奈川県小田原市。雪が降ることはめったになく、年平均16度前後の温暖な気候と適度な雨量が農産物の成長を支え、みかんや梅などの果樹栽培が盛んだ。 昭和30年代から自然農法に積極的に取り組み、有機農業技術を継承すべく、平成20年度末に小田原市長が代表となり、地元農業関係団体の協力により「小田原有機の里づくり協議会」を発足させた。 平成21年度には国が支援を行う有機農業総合支援対策による事業採択者となり、神奈川県で唯一のモデルタウンとして活動している。 黒潮の流れる相模湾に面し、急こう配の日当たりのよい高台にある山下農園で、山下一美さんは農薬や化学肥料を使わない自然農法で60年近く柑橘を栽培し続けている。平成13年には全圃場で有機JAS認証を取得した。今日も妻の富美子さんと、昔ながらの自然な味わいが楽しめる健康なみかんやフレッシュなレモンを育てている。
お勧めする理由
注文後に収穫して発送するので、鮮度抜群
自然栽培を二世代で継続。全圃場が有機JAS認証
相模湾を見下ろす抜群のロケーション。相模湾からの海風がレモン栽培に最適
風光明媚な地に揺れる艶やかな樹上完熟レモン
レモンの収穫は注文を受けてから
レモンの収穫時期は12月1日から3月31日ごろまでです。注文があったらもいで、すぐに出荷するので、「新鮮で香りがすごくいい」とよく言われます。果皮が厚く、もぎたてのレモンの皮を使いたい人にも喜ばれます。外国産のレモンが切れる10月末ごろまで出荷できるよう、将来的には貯蔵施設を充実させたいと考えています。年間のスケジュールは、4月に剪定、6月に肥料、4月と6月にかいよう病対策を施します。台風のときにレモンの棘で果皮に傷がついたことが原因となり、かいよう病にかかってしまうこともあります。
レモンの圃場面積は3反くらいです。収量が多い年と少ない年を交互に繰り返す隔年結果になるから、多くて約2トン、少ないときは1トンです。
レモンを植えたのはここ10年。親父が亡くなってから本格的に始めたので、そんなに経っていません。需要が増すかなと見越したんです。みかんの木を切ってレモンを植えましたが、最初から無肥料無農薬でできたのは、土がよかったからです。
親父がずっと自然農法でみかんをやっていたから、無肥料無農薬を受け継ぎ、いまでいう有機農法を60年以上実践しています。その当時は農薬や除草剤をじゃぶじゃぶかけていて、「体によくない、これではまずい」と、親父が二十歳を過ぎた頃、1/3程度の圃場を自然農法に切り替え、次第にすべて有機にしたそうです。自然農法の走りですから、栽培方法も何もわからなかったし、周りは慣行農法でしたから、変人扱いされて苦労したようです。
甘さと酸味が調和したみかん

明治の頃からこの辺はみかんの栽培をしていて歴史があり、気候が柑橘に合っています。昔はもっと寒かったけれど栽培できましたし、近年は温暖化の傾向にあります。また、火山灰地なので自然農法や有機農法に適しています。粘土層だと乾燥期に硬くなってしまうけれど、軟らかい土です。
観光農園にすると人の出入りで土が硬くなってしまいます。湯河原のみかん農家が観光農園をやめた理由は根が生育しなくなるからです。木によくないので、観光農園をやるつもりはありません。
夏の日照りや10月ごろの日照時間、雨量が味に影響します。昔のようにただ酸っぱいだけではなく、懐かしい味だからとリピーターがたくさんいます。甘いだけではなくて、コクもあります。
温州みかんが中心で、主だった品種は、藤中温州や早生の宮川、晩生の青島などです。湘南ゴールドやニューサマーオレンジは香りがよくて消費者に人気があるので、育てています。デコポンやはるか、はやか、スイートスプリング、興津早生や由良早生など、この土地に合うか少量植えて試しています。いい品種でも、多肥栽培の必要があるものは、肥料を撒かない栽培には向きません。
商品名 | 有機レモン |
農薬 | 不使用 |
肥料 | 無化学肥料 |
認証 | 有機JAS認証 |
販売 | 12月〜3月末 |
保存方法 | 冷暗所にて保存 |
代表者 | 山下一美存 |
住 所 | 神奈川県小田原市根府川 |
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